不妊と言われた日

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1人目妊活

普段の体調について

特になにか持病を持っているわけでもなく、大きなけがをすることもなく、

ごくごく健康に育ってきた私ですが、学生の頃から少し気になっていたことが一つあります。

それが、「生理不順」です。女性の方からは、「私も」「私も」という声が聞こう絵的そうです。

生理不順の方って結構多いと思います。私もその一人でした。

正常な生理周期は、おおよそ28~38日といわれているようですが、私の場合はそれよりも長く、大体40日を過ぎることが普通でした。ストレスを感じている時期は、60日以上来ないなんてことも…

少し気になってはいたものの、生理痛がひどいわけでもなく、特に病院に行くこともなく過ごしておりました。

●病院に行く気持ちになったきっかけ

生理不順であることに対して、むしろ「生理来る頻度少ないからラッキー!」と、非常に楽観的に考えていた私。笑

ただ、20代も後半になり、その頃お付き合いをしていた男性(それが今の旦那になるわけですが(…照))との結婚を意識し始めた時くらいから、「妊娠」についても考えるようになりました。

ここからは少し不純なお話になるので、お叱りのコメントが来ないかとヒヤヒヤしながら書きますが、当時の私はとにかく早く結婚をして子供を産みたかったんです。

その頃の私には、二つ悩みがありました。

・付き合っている彼が、まだまだ遊びたいご様子

・HSP気質×人に関する仕事でのメンタルの負担

結婚して子供を授かったら、この悩みからも開放されるのではないか…なんて。

単純に「結婚」「妊娠」に対する憧れの気持ちと上記のような不純な気持ちが同居した状態で色々と考えているうちに、「生理不順って妊娠出来る可能性低くない?」と疑問になり、ちょうど2か月以上生理が来ていなかったので、病院で診てもらおうと軽い気持ちで受診することにしました。

●病院での診断について

実は、病院には3件行きました(行き過ぎ?笑)

最初の病院は不妊科と産婦人科がセットになった病院で、エコー検査。血液検査もしてもらいました。その検査報告書に手書きのコメントで書いてありました。

少し異常があるということがわかりましたが、結局3か月以内に生理が来たのと、待ち時間が非常に長かったということもあり、その病院へはもう行きませんでした。

2つ目の病院は子宮頸がん検診で何度か行ったことのある地元の産院でした。ここでもエコー検査をして、「ちょっと卵巣が気になるけど、大きな病気等ではないですよ。まだ、結婚してないよね、生活習慣を良くしましょう」ということでした。

卵巣が少し気になるという言葉が気になりましたが、そのまま帰された私。

結婚していない場合は、生理不順では取り合ってもらえないものなのかな~と考えるようになしました。

・・・が、ここで引き下がらないのが私。(ただただ往生際が悪いだけです。)

3件目は、不妊専門のクリニックに行ってみることに。

余談ですが、この頃から、動く椅子に座る時のあのポーズ(女性の方なら経験したことありますよね。)もあまり恥ずかしくなくなってきます。笑

ここでは、エコー検査と血液検査と結構きっちりとお話も聞いてくれました。

そして、この病院で初めて自分が「多嚢胞性卵巣症候群」であることを知ったのでした。

●多嚢胞性卵巣症候群とは

多嚢胞性卵巣症候群(polycystic ovary syndrome、略してPCOSやPCOと呼ばれます)は、1)月経が不順である

2)卵巣に小さな嚢胞(卵胞)がたくさんある

3)男性ホルモンが高くなるなどホルモン値のアンバランスがみられる

の3つが揃うと診断されます。定期的な排卵が起きないため、不正出血が起きたり、無月経や月経不順になったりします。このような排卵障害のために不妊の原因にもなります。

妊娠が可能な年代の女性の約5~8%に発症すると言われています。

(日本内分泌学会様より引用)

ここについては、また詳しく書けたらと思います。

●私は不妊なのか・・・

診断をされた時、私がどんな気持ちだったかというと生理不順の原因がわかってよかったという気持ちと、そして最も大きかったのが「私、不妊なの!?」という非常にショックな気持ちでした。

結婚して、子供を産んで、お仕事もそこそこにして、楽しく子育てをして・・・

なんていう憧れは、もしかしたら叶わないんじゃないかなと。

その日から私は、検索魔となったのです。笑

暇さえあれば、「多嚢胞性卵巣症候群」「不妊」「妊娠出来た」等、あらゆるキーワードを並べて

ネットの情報を調べる毎日でした。

そこでわかったことは、多嚢胞性卵巣症候群は確かに不妊の原因にもなるものですが、この病気と付き合いながら妊娠・出産されている方が何人もいるということです。

自然妊娠だって可能だとのことで、そこから私の妊活は始まります。

ネットの情報はぎょっとするような情報もありますが、私の場合は、幸せな結果となった人たちのブログやSNSの情報に救われたのでした。

だからこそ、子供を妊娠して無事に出産した私に出来ることは、昔の私と同じように不妊で悩んでいる方にとって少しでも「自分だけじゃないんだな」って思ってもらえたり、少しでも前を向いてもらえたりするように自分の体験を伝えることだと思っています。

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