ステップアップを決断出来た言葉

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1人目妊活

人工授精を4回受けて、なかなかうまくいかない中、私は、躊躇していました。次、ステップアップするとなると、体外受精です。費用が桁違いにかかることもなんとなく知っていたし、身体やメンタルへの負担も大きい。仕事も両立させながら自分が果たしてやれるのか、とても不安でした。そして、一番不安だったのが、体外受精が不妊治療の最後のステップだということ。。

これまで、一度も検査薬で「陽性」の表示を見たことがない私。タイミング療法、人工授精なら、うまくいかなくても「次がある!」と思えましたが、体外受精では、もうその言葉は使えません。体外受精が最後の砦なんです。進みたいけど、進んでうまくいかなかった時、自分は結果を受け入れることができるのかな。。。

そんな時、決断するきっかけになってくれた人たちの言葉を今日はご紹介しようと思います。

職場の先輩からの言葉

職場の中で私が不妊治療をしていることを知っているのは、直属の上司とこの先輩だけでした。

私が新卒で入社してから配属された店舗の事務員さんです。当時は、慣れない仕事で失敗もして落ち込むこともたくさんあったのですが、同じ職種である営業の先輩にはなかなか話せないようなことも、この事務員の先輩には話すことが出来ました。異動して今は同じ店舗にいないのですが、偶然本社で会った時に、「結婚おめでとう、子供、どうなん?」と言われ、この先輩なら話してもいいかなと思って、不妊治療を明かしたという感じです。

先輩は、プライベートでは1児のママさんです。ママ友の中には不妊で悩んでいる人も多いらしく、こんなことを言われました。

不妊治療しているなら、どんどんステップアップしていった方がいいよ!

のんびり不妊治療していたら、歳いってしまって、授かる力も落ちてくるから。。。

確かに体外受精はお金がかかるけど、人工授精だって何回もやったら結構な額になるよ。

それなら、大金でも体外受精頑張って子供を授かった方がいいよ!

お金は、旦那に稼いでもらったらええやん◎!!」

事務の先輩

結構ストレートな言葉でしょ?笑 サバサバっとした先輩なんです。私はそのサバサバ感がいつも好きなんです。体外受精やりたいと思っている自分もいたので、その背中をドンと押してもらえる言葉でした。

先生からのひとこと

4回目の人工授精が陰性という結果で終わり、次の周期の人工授精の準備をしている時に、ぶっきらぼう先生から「次、どうする?もう人工授精続けても、意味ないと思うけど」と言われました。相変わらず、単刀直入で配慮の無さそうな言葉。。が、私はもう慣れっこです。笑

ぶっきらぼう先生によると、人工授精は、5,6回やってみて妊娠に至らなかった場合、それ以上継続しても妊娠する可能性は極めて低いそうです。

同じ境遇になっている他の方がどうしているのか気になって先生に聞きました。すると先生から、こんなお話がありました。

日本人は、いつも周りがどうしているのかを気にしすぎやねん。周りと同じようにしようとか、人気がある商品を選ぶとか。そうじゃない。あなたが妊娠したいかどうかや。日本人はまず「抵抗の少ないタイミング療法からやりましょう」で治療が始まり、人工授精、体外受精と「ステップアップ」っていう言葉が大好きやけど、アメリカなんか不妊治療を始めたらいきなり体外受精や。なんでか。妊娠したいからや。ステップアップなんて流暢なことを言ってるうちに、それだけ若い時期での妊娠を逃してしまう。アメリカ人は妊娠出来る可能性の高い方法を自分で選んで、それがいくらリスクのあるとしても、費用のかかることでも、周りから何と言われたとしても自分の納得のいくようにやる。それだけや。

ぶっきらぼう先生

また、こんな例えも言われました。

白猫がいたとする。その猫は人懐っこいし、可愛い猫で近所の人からも可愛がられていた。でも、ネズミ捕りが下手で全然捕まえることが出来なかった。一方、黒猫もいたとする。この猫は人に懐かない、愛想無しで、可愛くもない。でもネズミを捕らせるとピカイチや。どっちを選ぶ?私やったら、黒猫や。結果が大事。その他のことは気にする必要はない。自分がネズミを捕りたいと思っていて、その結果に近づくための方法なら何でもやる。あなたはどうや?

ぶっきらぼう先生

このことを旦那に話したら、「なんか、変わった例えやな。」と言われましたが、私は、とても納得してしまいました。私はまさに日本人的思考で、例に習って、まずはタイミング療法からそして、形式的に人工授精と進んできて、4回もやって結果が出ていなくても、まだ人工授精を続けようかと考えたりしているんです。「妊娠したいんかどうかや。」その先生の言葉になんだか目を覚まさせられたような気がしました。

最終的には旦那と話して

私が不妊治療のことで一番話をしていたのはやはり旦那です。

不妊治療系のSNSなどを見ていると、旦那さんがあまり妊活に積極的でないご夫婦の話なども出てくるのですが、有難いことに私の旦那は、病院のある日は、「今日はどうやった?」と話を聞いてくれました。

女性あるあるかもしれないんですけど、話を聞いてもらうだけでストレスの半分以上は解消されません?私は旦那に話を聞いてもらうことで、不妊治療を頑張れたと思っています。・・・と、旦那がこのブログを読んでいるかもしれないので、旦那を持ち上げておきます。笑

いや、冗談です、本当にそうだと思います。感謝。

人工授精4回目陰性。旦那にもそのことを話して、私は体外受精をしたいと思っていると話をしました。

体外受精をしたからと言って必ず授かることが出来るわけではないし、お金もいっぱいかかるし、不安だけど挑戦してみたいと話しました。

旦那からもOKと言ってもらえました。お金に関しては何も気にしなくていいと。お金なんて稼げば何とでもなる。それで子供出来るんやったらやるしかないよな!やってみよか!と。

こうして、私たち夫婦は、最後の砦「体外受精」に踏み切る決断をしたのでした!

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