タイミング療法について

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1人目妊活

まずは、タイミング療法から

不妊に悩むご夫婦は、まずこの方法から始められる方が多いんじゃないでしょうか。

私は、前回お話した色々な検査をしながら、並行してタイミング療法から始めました。

タイミング療法とは

不妊治療の中では、最も始めやすい治療かと思います。

超音波検査で卵胞の大きさをチェックし排卵日を特定させ、そのタイミングで夫婦生活をもつというシンプルな方法です。

必要に応じて排卵誘発剤も内服する場合もあります。私の場合は、排卵障害があったため排卵誘発剤を服用しての治療でした。

タイミング療法の流れ

超音波検査にて卵胞チェック

生理開始10日頃に来院し、卵の育ちを見てもらいます。

多嚢胞性卵巣症候群の私は、超音波検査では毎回「ネックレスサイン」と呼ばれる、いくつもの卵胞が真珠のネックレスのように複数個連なっているのを見ることになります。

本来であれば、選ばれたたった一つの卵胞が大きくなり、それが18~20㎜を越えると排卵という流れなのですが、多嚢胞性卵巣症候群の場合は、我も我もと複数の卵胞が競い合うように大きくなりだします。そして、お互いがお互いの邪魔をするのか、栄養を奪い合うのか、結局どれも中途半端に大きくなるだけで、排卵できずに卵巣に残ってしまうのです。。 譲り合いって人間界でも卵胞界でも大事なんですよね、きっと。笑

先生も中途半端な卵胞たちを見て、どの卵胞の成長を観察していこうかな、、、というかんじでしたが、毎回一番大きそうな卵を選んで採寸してくれました。

排卵日の特定

超音波検査により、大体15㎜ほどになっていて子宮内膜も分厚くなっていたら、その2日後くらいにタイミングをとってくださいと言われます。先生によると、この見極めが非常に重要らしく、「見極めに失敗すると、タイミングをとっても何も意味がないんや。」と言われました。

ちなみに、私は関西に住んでいる為、このブログで登場するほとんどの人物は関西弁となりますので、関西以外にお住まいの方は、少し聞き苦しい(読み苦しい?)かと思いますがご了承ください。

タイミングをとる

これが結構難しかったりします。お互いに仕事をしていたり、「今日やらねば…!」というプレッシャーによりなかなか思うようにいかなかったりするものです。でも、くじけずその場合は翌日もタイミングをとります。この「タイミング」がプレッシャーになってしまう方は多いみたいですね。。特に男性は。タイミングをとる時はいつだって幸せな時間なのが一番なのですが…

念じる。笑

この工程は病院では教えられません(笑) 笑いのセンスがないにも関わらず、こういった工程を書いたことを後々になって後悔しそうです。すみません。

タイミングをとってから妊娠判定までの数日は、“この周期で妊娠したい欲”がMaxになる為、トイレに行く度に生理が来ていないかヒヤヒヤして、来ていなかったら、「妊娠してますように…」と念じていました。トイレで(笑)

妊娠判定

タイミングをとってから3日経っても生理が来なければ、妊娠判定を行うので、来院し検尿を行います。

私はタイミング療法でこの5の工程を行ったことは一度もありません。そして、5の工程をすっとばして6をやります。

次の治療方針の確認

タイミングをとってから3日経つ前に生理が来た場合は、生理開始の3日後に来院します。

そして、また次の周期に向けて治療方針を決めていきます。

私のタイミング療法での結果

私は転院した病院に通いだしてから、2回、タイミング療法を行いました。先ほど流れの部分でもお話しましたが、結果はどちらも陰性でした。妊娠判定をするまでもなく、生理が来て、「ああ、ダメだったな~」と思うのです。

妊娠への想いが強ければ強いほど生理が来た時の落ち込みは激しくなりますよね。。

タイミング療法のメリット

タイミング療法を2回経験したうえで私が考えるタイミング療法のメリットは、下記の通りかなと思います。

費用が安い

私が不妊治療をしていた2020年はまだ不妊治療が保険適用でありませんでした。その時代でも、タイミング療法は保険適用だったため、費用は安かったです。確か1周期で数千円ほどだったと思います。

気軽に取り組める

不妊治療ってそもそも病院に行く時点でハードルが高いと思います。

妊娠はしたいけど、ちょっと怖い、お金もかかりそう…なんてことを思っている方も多いのでは。

タイミング療法であれば、気軽に取り組むことが出来るかと思います。

自然妊娠に近い形で行える

妊娠を希望されている方の中には、自然に近い形での妊娠にこだわる方もいらっしゃると思います。タイミング療法は、タイミングを教えてもらうこと以外は自然妊娠と何も変わりませんので、そういったこだわりがある方にはお勧めかと思います。

まだ次があると思える

これは私の中では、結構大きかったです。メリットと言ってよいのか微妙なところなのですが、タイミング療法って、不妊治療の中でも、一番最初に取り組む治療になるので、「これでだめでもまだ次がある」と少し余裕がもてるんですよ。…そうして私はトントンと不妊治療のステップを駆け上がってしまうことになるのですが。(笑)

デメリットに関してですが、私はあまりなかったなと思います。

結果論ですが、妊娠できなければ自分には合っていない方法だったんだなと思ったくらいです。

ステップアップの検討

タイミング療法は2回やりました。

そして、2回でスパッとやめました。特に原因がこれと言ってない場合や年齢が若い場合は、タイミング療法を何度もする方もいらっしゃるようですが、私の場合は多嚢胞性卵巣症候群で不妊である可能性が高いと知っていたこと、そのため自然妊娠に近い形で授かることは難しいんじゃないかと心のどこかで思っていたこと、こういった理由からタイミング療法であまり引っ張らずにステップアップすることに決めました。

そして次の周期では、「人工授精」を行うことを決めるのでした。

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