保育士試験前期試験を受けてきた

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育児

0歳の息子の育児をしながら、スキマ時間を使って完全独学で保育士試験に挑戦することにした私。

保育士試験には筆記試験と実技試験がありますが、まずは4月23日(土)、24日(日)に保育士試験の一次試験を受験してきました!

試験2日後くらいから公開される各企業からの解答速報で自己採点をした結果、おそらく合格していると思います!

このまま、二次試験も頑張って独学一発合格を目指そうと思います!

一旦ここで、先日受けてきた一次試験のことについてまとめておこうと思います。保育士試験とはいかなるものだったのか、当日体験したことなどを書いていこうと思います♪

一次試験のスケジュール

1日目

  • 1科目目 保育の心理学   11:00〜12:00
  • 2科目目 保育原理     13:00〜14:00
  • 3科目目 子ども家庭福祉  14:30〜15:30
  • 4科目目 社会福祉     16:00〜17:00

2日目

  • 5科目目 教育原理     10:00〜10:30
  • 6科目目 社会的擁護    11:00〜11:30
  • 7科目目 子どもの保健   12:00〜13:00
  • 8科目目 子どもの食と栄養 14:00〜15:00
  • 9科目目 保育実習理論   15:30〜16:30

一次の筆記試験では上記の9科目の受験が必須なんです。内容としては、育児をしていると日々直面する離乳食についてや、子どもの身体の発達についてなど親しみやすいものから日本や世界の福祉についての歴史や社会保障制度、福祉施設についてなど、専門用語やよく似た名称などを覚えなければならないものもあり、範囲は非常に多岐にわたります。

筆記試験は、各科目1時間の試験時間内に20問の問題を解き、6割以上の得点で一次試験通過となります。合格した科目は3年間の有効期限があるため、何回かに分けて受験して、全ての科目に合格する人もいます。

ただ、ここで注意しなければならないのが、教育原理と社会的養護の二つの科目です。この二つの科目は「ニコイチ」と呼ばれ、一度の試験でどちらも6割以上を得点しなければ、どちらも不合格になるという恐ろしいルールを持つです。。。共に試験時間は30分ずつで10問ずつしか出題されないため、1問の重みが非常に重いです。。。

試験と試験の間の休憩時間は基本的に30分ですが、お昼頃に一度だけ1時間の休憩時間があり、その時間に試験会場でお昼ご飯を食べている方が多くいました。

持ち物について

ここで、試験当日の持ち物についても書いておこうと思います。

  • 受験票(万が一当日忘れても会場本部に行けば、仮のものを発行してもらえるようでした)
  • HB〜Bの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム
  • 腕時計(私が受験した会場には壁時計がなかったため、腕時計を忘れると、時間が全くわからない状況に陥っていたと思います)

公式の受験の手引きに掲載されている持ち物は上記の3つだけなのですが、持っていってよかったと思うものをさらに下記に記しておきますね♫

  • 参考書(これまで使ってきたものの中で1番まとまっているもの。私は書き込みをたくさんしているテキストと一問一答集を持っていき、過去問はお家でお留守番してもらいました)
  • ハンカチとティッシュ(当たり前でしょと思いますが念のため)
  • 消毒液かウェットティッシュ(手や机などを拭くことが出来て気分もスッキリ!)
  • 昼食(会場はとにかく混むし、時間もあまりないので、あらかじめ持参したものを席で食べるのが1番だと思います。)
  • 予備のマスク(このご時世かばんに忍ばせておくといつでも安心)
  • 防寒着(というと大層ですが、何か羽織るものはあったほうが良いと思います。私は5分袖のニットで行ったのですが、途中空調がめちゃくちゃ効いていて羽織るものがなかったため、二の腕まである日除けのアームカバーをして受験していました。(笑)
  • 甘い系お菓子(長丁場なので、とにかく午後からは脳みそが重たーくなります。小腹が空いたからとかかじゃなくて、脳に糖を与えてあげないとという気持ちでガルボをひと粒食べました)
  • 交通のICカードのチャージ(私は普段電車に乗らないので、前日にほぼ0になっていたSuicaを5,000円チャージしておき、当日電車の時に慌てないように準備しました)
  • サコッシュ(トイレなどで席を外す際、荷物を全て持って行く人、また全て置いていく人、いろんな人がいたのですが、私は、全ての荷物を持って行くのも嫌、全部置いて行くのも物騒と思ったので、携帯と財布とハンカチだけ入れられるサコッシュを持っていきました。)
  • スマホの充電器(直前勉強を参考書ではなく、スマホなどで行う方は意外と充電が切れてしまうと思うので、持って行っている方がよいかと)

・・・と、こんな感じでしょうか。荷物が多くなりすぎるも嫌だったので、出来るだけ身軽に必要なものだけを持っていくように心がけました。

試験前の緊張とどう乗り切ったか

試験前日までは、「やっと明日試験だぜ〜!」みたいな、もうやることはやったし、はやく試験カモンみたいなテンションでした(どんなテンション)。とにかく冷静だったと思います。

当日、試験開始2時間前に到着した私は建物の9階にある試験会場フロアの部屋と自分の席を確認しました。2時間前ということもあって、私以外に私のように早く到着しすぎた受験生らしき方以外は誰もいませんでした。試験開始1時間前までは入室禁止ということだったので、建物1階にあるタリーズで勉強することに。

コーヒー飲みながら、優雅に勉強を・・・と思っていたのですが・・・(ん、なんだろう、この胸の高鳴りは、、いや、違う、高鳴りなんて良いものではなくて、、なんというか動悸みたいな、ちょっ、待てよこれってもしかして、緊張じゃねーか、、、)

そうです。試験開始2時間前にしてようやく緊張し始めたんです。それも急激に。。。!!

ドキドキが止まらなくて、とにかく目の前の一問一答に集中したいのに、もはや頭の中は緊張で頭が真っ白、いや、真っ白というより、いろんなことを考えすぎて注意散漫でした。環境を変えなくてはと思い、結局試験開始1時間10分前にタリーズを後にして、一旦トイレ。そして、1時間前から入室できる試験会場へ。

試験会場は先ほどの騒がしいタリーズとは違って、とても静かな空間。というか、張り詰めた空間。ちらほらと着席している受験生はみんな参考書にかじりついています。。

私はというと、そんな必死な受験生をみて、逆に少し落ち着きました。あ、緊張してるのはきっと私だけじゃないよね、みたいな、そんな感じになりました。

そして、さらに緊張を和らげることになったのは、本当に偶然でしたが、試験管の方の滑舌が悪かったことでした。カンニング防止のための厳重な体制がとられた中、100名以上の受験生全員が前を向いて真剣に話を聞いているという、非常に張り詰めた風景で、行きも詰まるような雰囲気だったのですが、たった一つだけ、とにかく試験官の方の滑舌が悪いというユーモアがあったんです。もちろん誰1人として笑う人なんていません。試験に集中しています。が、私はその試験管の方によって少しクスっとさせていただき少し落ち着くことが出来たのでした。

(試験管の方、いじってしまい申し訳ありません。緊張が和らぎました。本当に感謝しています)

そして、1科目目の保育の心理学。これが、なんと、1、2問目が死ぬほど難しかったんです。

その時の私の心の声はこちら↓。

(・・・え、何もわらかない、選択肢を少しも絞ることが出来ない、本番の試験ってこんなに難しいの!?やばい!とりあえず時間怖いから問2に進もう・・・え、これも分からない、やばすぎる。もうオワタ・・・)

ここで私は一発合格を諦めかけたのですが、なんとか踏ん張りました。問題を解き進むに連れて、特別難しいのは1、2問目だけで他は普段と変わらないじゃないか、試験1日目の1科目目の1問目だからめちゃくちゃ焦ったけど、、大丈夫、冷静に解けば満点じゃなくても6割はとれるはず!

そう思って、解いていきました。そこからは問題に集中できていましたね。

試験直前の勉強で1、2問は得点をあげられる

学生の頃、試験直前に必死になって、参考書に齧り付いて勉強している子を見て、私はダサいと思っていました。(直前の数分で何が変わるの、それまでたくさん時間があったのに怠けていたのはあなたでしょ。)みたいな。なんか、性格悪いですよね〜、でも私はそんな感じでした。自分はアリとキリギリスのアリでコツコツやってきたから、直前に慌てることなんてないんだと。

でも今回の保育士試験でこういった私のスタンスは間違っていたことに気づきます。コツコツ地道に勉強して、そしてなおかつ直前まで足掻き続けることも重要なんだと。アリも秋が深まってきた頃も(もう大丈夫でしょ)と辞めてしまうのではなく、冬が始まるギリギリまで食べ物を運び続けていたんです。

最後の足掻きとしてやったことは二つです。

一つは、試験開始前のアナウンスの際に「テキストを閉まってください」と言われる直前まで参考書のその科目の範囲全てに目を通しておくことです。こうして試験範囲を改めて把握しておくことで問題を解く際に(え!ここの部分全然頭から抜けてた!)みたいな動揺も無くなりました。

そしてもう一つは、退出可能時間になったら退室して次の科目の勉強をする、ということです。

試験は開始30分後から、退室することが出来ます。私は、保育の心理学は試験終了時間ギリギリまで問題を解いていたのですが、その他の科目は、大体試験開始40分程で見直しが2回ほど出来るくらいのペースだったので、退室して先に混んでないトイレに行っておき、そのあと、自習室で次の科目の勉強をしていました。(ちなみに休憩時間中のトイレは死ぬほど混んでおり、並ぶ時間がもったいなかったです。女子トイレだけですが・・・)

この二つのことをして、直前勉強をすることで、大体1,2問は(あ!これさっき見たところだ!やった!)というラッキーが起こりました。

皆さんにも是非お勧めします。

まとめ

簡単に書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。資格試験なんて、秘書検定くらいしか挑戦したことはありませんでしたし、30歳になってからの受験という出来事は非常に緊張しましたし、かなりストレスのかかることでした。ただ、最後の科目が終了したときの解放感は本当に清々しくて、育児の合間に頑張って勉強時間を作って取り組んできた毎日を思い出して、初めて自分で自分を褒めてあげました。(嘘です、私は結構自分に甘い人間なのですぐ褒めます。笑)

今後保育士試験を受験する方や受験を検討されている方は、当日の会場の空気感なども含めて少しでもイメージしやすくなれば幸いです。

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